ミントは、キリストの時代から貴重品でした

ミント(MINT)はシソ科、和名はハッカ(薄荷)。ペパーミントはセイヨウハッカ、スペアミントはオランダハッカ、カルボンなど。花ことばは「美徳・ふたたび私とおつきあいください」。
地下茎で伸びて自然に交配しやすく、種類も豊富です。香りの強いペパーミント、香りが淡いスペアミント、リンゴに似た香りをもつアップルミントなど、香りもさまざまです。
古代には、ミントは強壮・催淫作用があると考えられていましたが、ヒポクラテスは逆に、男性機能をさまたげると考えていました。
『新約聖書・マタイ伝』には、「パリサイ人たちよ、汝らは災いである。薄荷・いのんど(ディル)・クミンなどの薬味の十分の一を宮に納めながら、律法中で最も重要な公平・憐み・忠実を見逃している」という一節があります。すでにキリストの時代からミントは、わずかしか採れない貴重なスパイスだったのです。

ミント使用法・お菓子や歯磨き粉でおなじみの香り

強い殺菌作用をもつメントールを豊富に含み、キャンディなどのお菓子や、歯磨き粉などでもおなじみの香りです。料理やお菓子の飾りにもよく使われますね。
ミントティーは、最も好まれるハーブ・ティーの一種です。宗教によりアルコールが禁止されている中近東などの国々では、とくによく飲まれています。
ミントの薬効は、気持をスッキリさせ、元気にし、集中力を高める作用があります。ミントティーを朝起きた時に飲むと、すっきり目がさめますよ!
消化器系によく、消化促進・胸やけを治し、お腹をこわした時にも効きます。呼吸器系にもよく、鼻づまりや花粉症などの症状をやわらげます。風邪のひきはじめの症状にもよく効きます。

ミントの精油の使い方・お肌さっぱり効果

ストレスからくる頭痛・肩コリなどをやわらげるには、ミントの精油をお湯で割ったものをひたしたタオルで、肩や首を暖めて温湿布するとよく効きます。
また、精油数滴を精製水などでうすめ、風呂場やキッチンの排水溝などにスプレーすると、防カビ・防臭効果が期待できます。また、山歩きや庭いじりの時、このスプレーを肌に吹きつけておくと、蚊よけにもなります。
ミントの手作り化粧水を作ってお肌に使うと、とくにニキビを治す効果が強いといわれます。
ミントの葉や精油をお風呂に入れてハーブバスにすると、湯上がりのお肌がさっぱりします。

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