ローリエは「勝利」の象徴です

ローリエ(LAUREL)はクスノキ科、別名ローレル、ベイとも呼ばれます。
和名は月桂樹。古代中国で、月にあるといわれた桂(カツラ)の樹のことです。

花ことばは、樹が「勝利・栄光」。葉は「死すとも不変」。花は、不吉な色とされる黄色のため「不信・不誠実・裏切り」です。

ギリシア神話では、アポロンに追われた妖精ダフネが樹に変身したものであり、そのためアポロンに捧げられる樹とされました。
ローリエは古代ギリシア・ローマ時代から、英雄や勝利者がかぶる「月桂冠」として勝利の象徴です。つややかで美しい常緑樹なので、観賞用としても使われます。
ローリエは「幸福を呼ぶ枝」ともいわれ、欧米では中世の頃から、クリスマスの妖精を迎えるための教会の飾りとしても使われました。
その反面、ローリエの樹が急に枯れるのは縁起が悪く、王が死ぬ予兆だと恐れられました。皇帝ネロが死ぬ直前には、国中のすべての月桂樹が枯れたという伝説が残っています。

ローリエの使用法・ブーケガルニには欠かせません

ローリエは、葉の部分をハーブとして使います。薬効は、防腐作用、消化を助ける作用など。
ローリエの葉には気品ある香気があり、数種のハーブを束ねた「ブーケガルニ」には欠かせません。煮込み料理、ソース、スープ、カレー、ピクルス、お菓子の香りづけなと、応用範囲の広いハーブです。

生の葉は苦味が強いですが、乾燥させると苦味がやわらぎ、香りがより強くなります。
殺菌・防腐作用があるので、ポプリなどに入れ、衣類の防虫剤として使えます。
入浴剤として使うと、発汗をうながし、解熱作用があります。また、ねんざの痛み、関節痛などにも薬効があります。
葉をもんだり、砕いたりして使うと、さらに香りが強まります。

ローリエの注意点・妊婦さんは気をつけて:

ローリエは、生葉のフレッシュハーブ・乾燥させたドライハーブの状態なら問題ないのですが、エッセンスが濃縮された精油の場合は、成分が強いため、敏感肌の人には刺激が強すぎる可能性があります。
また、通経作用(生理をうながす作用があるため、流産の心配がある)があるため、妊娠中の人はマッサージなどに使わない方がよいでしょう。

メニュー