ローズマリーの花は「海のしずく」

ローズマリー(ROSEMARY)はシソ科、和名はマンネンロウです。
その名の語源はラテン語で「海のしずく(Ros Marina)」の意味。これは波を思わせる花から来ており、「ハーブの中で最高に美しい花」と讃えられます。そのため「潮騒の聞こえるところでよく育つ」という伝承があります。
花は砂糖漬にし、お菓子の飾りなどに使うほか、観賞用としても用いられます。
聖母マリアは幼児キリストを生んだあと、かれの下着をローズマリーの藪に干しました。それ以来、元は白かったローズマリーの花は、マリアの「真実」を象徴する青色に変わったという伝説があります。
西洋では「記憶・思い出」を表すとされ、結婚式にも葬式にも使われました。
欧米では古くから、妖精を迎えるための教会の飾りにも使われました。また、魔女がもたらすと考えられていた嵐・雷よけのおまもりでもありました。

ローズマリー使用法・匂いの強い肉や魚に合います

ローズマリーは、イタリア料理によく登場します。肉なら羊肉・鹿肉や、魚ならイワシなど、匂いの強い魚肉の臭み消しに使われます。また、とくにじゃがいもと相性の良い香りです。
茎だけをバーベキューの串代わりに使うという利用法もあります。
また、ローズマリーには殺菌力・酸化防止力があるため、煮込み料理などの風味づけに加えます。
香りが強いので、料理のあとに取り出すとよいでしょう。

ローズマリーの精油の使い方・若返りのハーブと呼ばれます

ローズマリーの清涼感ある香りは、頭をすっきりさせ、集中力・記憶力を高めます。古い時代には、気つけ薬として使われていました。
ローズマリーのハーブ・ティーは、うがい薬、化粧水、入浴剤としても使えます。殺菌力も高く、風邪や頭痛に効くとされます。
また、むくみをやわらげ、毛穴をひきしめるなど美肌効果もあるため「若返りのハーブ」とも呼ばれます。黒髪のつやを増す効果もあり、ヘアトニックにも配合されるほどなので、手作りシャンプーにも使えます。
ただし精油は、高血圧・てんかんなど持病のある人や、妊娠中の人は、使わない方がよいでしょう。

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