精油は、ハーブのエッセンスを凝縮したもの

精油は、植物の下から蒸気を当てて、蒸発した成分を冷やして作る「水蒸気蒸留法」、アルコールに漬けて低い温度で成分を沁み出させる「溶剤抽出法」、果実の皮などを絞る「圧搾法」などで作られます。
このようにして作られた精油は、いわば、ハーブの成分が凝縮されたエッセンス。精油を使う時は、ほんの数滴で、じゅうぶん効果があります。
原液のまま使うと、効きめが強すぎて逆効果になります。原液を直接肌に塗ったり、飲んだりは、決してしないこと。とくに眼や唇などの粘膜部分には、薄めたものでも直接つけないように、じゅうぶん注意してください。

幼児・お年寄り・妊婦さんはとくに要注意:

乳幼児(3歳以下)は、抵抗力が弱いので、基本的に精油は使わない方がよいでしょう。3歳以上の幼児、お年寄り、敏感肌の人などは、通常の倍にうすめたマッサージオイルを使うようにしましょう。
妊娠中は、とくに厳重な注意が必要です。「通経作用」といい、生理をうながす作用をもつハーブがあるためです。これは生理不順などには効果的ですが、妊娠中はその作用により流産の恐れがあるのです。
妊娠中は、ふだんより体が敏感になっている時。いつも使っているハーブだからと油断せず、お腹の赤ちゃんのためにも、ハーブ選びは慎重に!
また、ハーブによっては、高血圧・アレルギー・糖尿病など持病のある人には向かないものや、強い催眠作用があるため、車の運転前には使用しない方がよいものなどがあります。それぞれの精油の特性をよく把握してから使うようにしましょう。

柑橘系ハーブは「光毒性」に注意:

柑橘系ハーブとは、レモン・グレープフルーツ・メリッサ(レモンバーム)・ベルガモットなどです。
これらの製油は「光毒性」といい、皮膚につけた状態で紫外線に当たると、シミ・そばかす・炎症など、肌トラブルの原因となることがあります。
柑橘系ハーブの精油でマッサージした直後に、日光に当たるようなことがないよう、くれぐれもご注意ください。

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