ヤロウは、7年間の蜜月を保証する薬草?

ヤロウ(YARROW)はキク科、別名ミルフォイル、コモンヤロウ。和名はセイヨウノコギリソウです。
ギリシア神話の英雄アキレスがこの薬草を見つけ、傷ついた兵士の傷を手当てしたという伝承から、学名は「Achillae milefolium」です。
ヤロウは、古い時代から、鼻血をとめるなどの止血作用で知られていました。西洋では魔よけの力があると信じられ、玄関に置いたゆりかごの中に入れておくと魔が近寄らないとか、「結婚式で用いると、最低7年間は愛がつづく」などともいわれました。
薬用でもっとも一般的なコモンヤロウの花は白色ですが、黄〜オレンジ、ピンクなどの品種もあり、生花、ドライフラワーなど観賞用にも使われます。
他の植物の病気や、害虫を防ぐ作用もあるため、花壇などの寄せ植えにも利用されます。

ヤロウ使用法・小花入りハーブ・ティーは、目でも楽しめる

ヤロウは、お酒の風味づけなどに利用されます。入浴剤や吸入に用いると、せき止め、たん切り、アレルギー性皮膚炎などを改善する薬効があります。
ヤロウのハーブ・ティーは、花・葉の部分を乾燥させて用います。発汗・利尿作用、消化促進、鎮痛などの作用があります。可憐な花がお湯の中で開くハーブ・ティーは、目でも楽しませてくれます。

ヤロウの精油の使い方・女性のためのハーブです

ヤロウの精油は、炎症をしずめる作用が強く、風邪・インフルエンザなどの諸症状に効きめがあります。また、生理不順や更年期障害など、女性特有の症状にもよく効きます。心を元気にするリフレッシュ効果もあります。
ヤロウの精油を精製水などでうすめて手作り化粧水を作れば、毛穴をひきしめ、とくに脂性肌やニキビに効果があります。また、髪の成長を助ける作用もあります。
ただし、敏感肌の人には作用が強すぎるため、使用を控えた方がよいでしょう。また、生理不順を改善するということは、通経作用があるということ(生理をうながす作用があるため、流産の心配がある)。そのため、妊娠中の人は使わない方がよいでしょう。

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